健康保険で受けられない診療
組合員又はその家族(被扶養者)の病気やケガについては、健康保険を扱っている病院などで診療を受けることができますが、次のような場合には、健康保険を使用しての診療は受けられません。
①単なる予防処置及び疲労回復処置
健康診断、予防注射、虫歯の予防処置やビタミン注射などの単なる疲労回復処置
②美容・整形のための処置・手術
美容・整形手術(隆鼻術など。ただし、ケガをした後の処置は健康保険で受けられます。)、白髪、多毛などの処置、近視・遠視・斜視・色覚異常の診療
(視力の回復が望めるときの診療は健康保険で受けることができます。)
③正常な出産
(異常分べんのときの診療は、健康保険で受けることができます。)
④経済的理由等による妊娠中絶
(母体が危険なときの妊娠中絶は、健康保険で受けることができます。)
⑤医師が治療上必要と認めない治療用装具
治療用装具については、健康保険が使用できません。ただし、医師が治療上必要であると認めた装具については、療養費・家族療養費による支給となります。